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裕隆と中国・東風汽車、提携で電動バス生産へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月25日_記事番号:T00019442

裕隆と中国・東風汽車、提携で電動バス生産へ

 
 25日付工商時報によると、裕隆汽車集団は中国・東風汽車との提携を拡大し、今後裕隆傘下の華創車電が開発した中型・大型の電動バスを、台湾および中国で生産する計画を検討しているもようだ。

 裕隆傘下で研究開発(R&D)を担う華創車電は、MPV(多目的車)、SUV(スポーツ多目的車)、セダンなど多種類の電気自動車(EV)を開発しているが、今後は市内交通向けの電動バス開発にも参入するとみられる。

 裕隆汽車の陳国栄総経理も、東風汽車傘下で年産3万台の中型・大型バス生産能力を持つ東風杭州汽車を、裕隆と東風が合弁で新設する「東風裕隆汽車」に吸収合併し、将来的には電動バスを生産する可能性もあると認めている。ただ、「開発および量産スケジュールは未定」としている。

 現在中国政府は、13都市で1,000台の電気自動車を導入する計画を進めており、公共交通機関への導入に対し最高300万台湾元(約820万円)補助金が支給されるため、大きな商機が期待できるという。