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高鉄桃園駅、空港の搭乗手続きが可能に


ニュース 運輸 作成日:2009年11月26日_記事番号:T00019464

高鉄桃園駅、空港の搭乗手続きが可能に

 
 これまで桃園国際空港への到着後にしかできなかった航空便の搭乗手続き(チェックイン)が、12月18日から台湾高速鉄路(高鉄)桃園駅でも可能になる。当初は中華航空(チャイナエアライン)利用客のみが対象となるが、今後その他の航空会社の利用客にも対象を拡大していく予定だ。26日付蘋果日報が報じた。

 このサービスでは、航空便の搭乗予定者は高鉄を降りた後、駅構内で搭乗手続きを行って荷物を預け、空港到着後すぐに出境審査へ向かうことができる。中華航空では、搭乗手続きの長い列に並んだり、大きな荷物を持ってバスやタクシーに乗らずに済むようになると説明している。

 航空便の搭乗手続きが空港以外の場所で可能となるのは台湾で初めてのケースで、アジアでも4カ国・地域目となる。統計によると、高鉄桃園駅を経由して桃園空港に向かう旅行者は年間延べ80万人に上り、高鉄と中華航空は十分な需要があるとみて同サービス提供を決めた。

 高鉄と中華航空はまた、来月中旬、中華航空の航空チケットを購入する際、同時に高鉄の切符を割安で購入できる「聯合チケット」サービスも開始する。割引率は検討中だ。