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曽文ダムの貯水量48%、来年初頭に供給制限も


ニュース 公益 作成日:2009年11月26日_記事番号:T00019465

曽文ダムの貯水量48%、来年初頭に供給制限も

 
 台南、高雄に水を供給する曽文ダム(嘉義県大埔郷)の貯水量が48%まで低下し、経済部水利署は25日、このまま水不足の状態が続けば、来年初頭には生活用水の供給制限の実施もあり得ると表明した。中央社などが同日伝えた。
 
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曽文ダムの26日午前7時現在の水位は、満水位より約20メートル低い約207メートルとなっている(25日=中央社)

 水利署によると、南部では最大河川の高屏渓で9月の流量が例年の17%、10月は38%まで低下するなど少雨に見舞われた。また、南部の河川とダムは今年8月の台風8号(アジア名・モーラコット)の影響で底などに土砂が大量にたまっており、河川堰(せき)も上流からの土石流の影響で取水がしにくい状態になっている。

 水利署は、南部科学園区(南科)の工業用水供給確保のため、既に一部の地域で農業のかんがい用水用の取水停止を実施した。生活用水は年末までは問題ないとしている。