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高鉄駅周辺の土地開発計画、外資への投資開放を検討


ニュース 建設 作成日:2009年11月26日_記事番号:T00019471

高鉄駅周辺の土地開発計画、外資への投資開放を検討

 
 行政院経済建設委員会(経建会)はこのほど、来年からスタートする台湾高速鉄路(高鉄)の5駅の土地開発計画について、民間投資誘致策の一環として、内政部と交通部に対し、外資による競争入札への参加開放も検討するよう指示した。外資と台湾業者を競わせることで、都市景観の改善に斬新なアイデアを取り入れたい考えだ。26日付工商時報が伝えた。

 政府関係者によると、開発業者の計画が、周辺地域の発展の需要に見合ったものであれば、行政側が土地の取得を支援し、地方行政の境界線を跨いだ開発も可能とする方針だ。

 来年は高鉄の桃園、新竹、台中の各駅から周辺開発がスタートする。桃園は都市交通システム(MRT)空港線により台湾鉄路(台鉄)中レキ(レキは土へんに歴)駅と連絡し、新竹駅は台鉄内湾線と連絡し、また、台中駅は中部の行政センターの位置付けを持つ。政府は各駅の位置付けについては、民間の自由な発想に任せる部分も残すとしている。