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新日光の太陽電池新製品、変換効率17.8%に向上


ニュース その他製造 作成日:2009年11月26日_記事番号:T00019475

新日光の太陽電池新製品、変換効率17.8%に向上

 
 力晶半導体(PSC)傘下の太陽電池メーカー、新日光能源(ネオソーラーパワー)は25日、単結晶シリコンを主に供給する中国の卡姆丹克太陽能(コムテック・ソーラー・システムズ)と提携して開発した、単結晶太陽電池セルの新製品を発表した。これを使うと、太陽電池モジュールの変換効率を17.8%まで向上させることができるという。26日付蘋果日報が報じた。

 新日光によると今回、同社が10月に米カリフォルニア州で行われた展示会で発表した太陽電池セル「パーフェクト・セル」に、コムテック・ソーラーの「パーフェクト・ウエハー」を結合させることで、60枚のセルを内蔵するモジュールで発電量が250ワット(W)を軽く超える製品を開発した。

 同社は「低価格低品質の製品では米国市場参入が困難だが、逆に言えば品質を上げれば他社に勝てる」と指摘、新製品は同市場での強力な武器となると期待を示した。