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国泰人寿の不動産資産、2年で321億元上昇【図】


ニュース 金融 作成日:2009年11月27日_記事番号:T00019489

国泰人寿の不動産資産、2年で321億元上昇【図】

 
 国泰金融控股は26日、傘下の生命保険大手、国泰人寿保険が保有する不動産資産が9月末現在で1,293億台湾元(約3,470億円)となり、土地増値税分を差し引いた資産価値が2007年末に比べ321億元増加したと発表した。27日付工商時報が伝えた。
 
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 国泰金控は今回、01年、07年に続き、国泰人寿が保有する不動産の再評価を実施した。不動産取得価格からの過去の含み益は1,078億元(土地増値税引き後)に達した。今回の再評価では賃貸料収入を不動産価値に換算する収益還元法を用いた。このため、オフィスビルの賃貸料市場が上昇したことが、評価額の大幅な伸びに直結した。

 国泰人寿は台北市信義計画区の松仁路にある本社ビルをはじめ、交通至便な物件を多数保有しており、賃貸料の上昇幅は市場平均を上回っている。