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基亜生技、中国の血液検査市場に進出


ニュース その他製造 作成日:2007年8月7日_記事番号:T00001949

基亜生技、中国の血液検査市場に進出

 
 新薬研究開発(R&D)の基亜生技(メディゲン・バイオテクノロジー)は6日、1億台湾元(約3億6,000万円)で、上海浩源生技の株式51%を取得したと発表した。核酸増幅検査の技術により、来年以降、20億人民元(約313億円)規模とされる中国の血液検査市場に進出する。

 同社によると、中国は来年からB型肝炎やC型肝炎、エイズ(後天性免疫不全症候群)など重要疾病の検査方法に、より正確で大量の検査が可能な核酸増幅検査を導入、全国の血液製剤メーカー、ブラッドバンク(血液銀行)、病院などで実施する。

 今回経営権を握った上海浩源生技は、中国政府が重点的に育成した核酸増幅検査の試薬メーカーで、中国衛生部に血液検査の認証を申請できる全国4社のうちの1社。1997年の成立で、B型肝炎、C型肝炎、エイズの検査試薬を開発し、核酸増幅検査製品のためのGMP(適正製造規範)も設けている。