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MRT文湖線、車両基地内で衝突事故


ニュース 運輸 作成日:2009年11月27日_記事番号:T00019492

MRT文湖線、車両基地内で衝突事故

 
 台北MRT文湖線(旧木柵内湖線)の内湖車両基地で26日朝、車両同士の衝突事故が起き、2両の先頭部分がガラスが大きくひび割れるなど損壊した。
 
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同車両基地内での事故は今年5度目に上る。民進党の市議会議員らが原因の徹底究明を求めた(26日=中央社)
 
 27日付自由時報によると、損壊したのは列車番号「101」と「107」の2両で、101がタイヤ圧不足を補正するために修理用ホームに停まってタイヤを外す作業をしていたところ、隣の軌道を無人運転で走行していた107が、軌道が接近する変換ポイントの付近で衝突した。

 101は4両編成で車両の長さが55メートルあったのに対し修理用ホームは50メートルしかなく、余った部分が軌道変換ポイントを越えてはみ出しており、ここで衝突が起こった。このため、事故の原因は係員が車両を配置する際のコントロールミス、および車両基地の設計ミスも疑われている。

 事故による負傷者はなかったものの、車両や変換機の損壊で被害額は100万台湾元(約265万円)に上った。