ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市、地価税額が平均8%上昇へ


ニュース 建設 作成日:2009年11月27日_記事番号:T00019494

台北市、地価税額が平均8%上昇へ

 
 台北市政府は26日までに、2010年度に適用する土地価値の調査を完了し、課税基準となる公示地価が平均で8%上昇する見通しとなった。このため、地価税(土地固定資産税)の税額も同じ幅で上昇が見込まれる。27日付工商時報が伝えた。

 公示地価は3年ごとに見直しが行われており、過去3年の公示時価の変動に基づき算出する。台北市では過去3年で公示時価が13%以上上昇したが、台北市政府は市民の納税能力や市の財政状況を考慮し、公示地価の上昇幅を8%に抑制した。

 台北市議会が25日に可決した2010年度予算によると、土地増値税収は今年を18.9%下回る120億台湾元(約322億円)にとどまる見通しだ。住宅価格高騰で、取引量が減少したことが背景。