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台船、中国の原発建設参入に意欲


ニュース 建設 作成日:2009年11月27日_記事番号:T00019495

台船、中国の原発建設参入に意欲

 
 台湾国際造船(台船)の鄭文隆董事長は26日、台湾電力の原子力発電所建設を手掛けたノウハウを生かし、中国の原発市場に参入したい考えを示した。既に中国原発事業大手の広東核電集団と接触しており、提携に向けた交渉を進めていく構えだ。27日付経済日報が伝えた。

 鄭董事長によると、中国では原発11基が建設中、41基が計画中で、急速に市場が拡大している。同社はこれまで台電向けに手掛けた原子炉格納容器組み立てなどの工事を優先として、受注獲得を目指す方針だ。

 また、同社は12月1日に行政院原子能委員会核能研究所が桃園県で開催する、中台間の原子力発電に関するシンポジウム「両岸核能学術交流研討会」に参加し、中国側との参加者と接触して提携のチャンスを模索するとしている。