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フォックスリンク、広東省にR&Dセンター設置へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月27日_記事番号:T00019508

フォックスリンク、広東省にR&Dセンター設置へ

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の正イ精密工業(イは山の下に威、フォックスリンク)は、中国広東省の東莞松山湖科技産業園区(東莞松山湖ハイテク産業団地)と入居契約を既に締結しており、今後、同園区の台湾企業として最高額の20億人民元(約250億円)を投じ研究開発(R&D)センターを設立する。同園区科技教育局の李航局長が明らかにした。27日付経済日報が伝えた。

 同園区(72万平方メートル)は来年6月までに、新竹科学工業園区(竹科)と同規模となる7万平方メートルの「台湾高科技園(台湾ハイテクパーク)」を設置し、台湾企業の誘致に努める。同パークは「東莞産業構造高度化モデル地区」に指定され、台湾メーカーがR&D分野で独自技術を持つ発光ダイオード(LED)やIC設計、液晶パネル、ファウンドリー関連の企業を重点的に誘致する方針だ。

 なお、李局長は12月中旬に台湾メーカー誘致のため訪台し、マイクロディスプレイモジュールの晶奇光電(Oculon Optoelectronics)や自動車用オーディオの丞信電子(ビーコム・エレクトロニクス)など4社と入居契約を締結することが決まっている。