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東鋼など電炉メーカー、1〜7月は好調


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2007年8月7日_記事番号:T00001951

東鋼など電炉メーカー、1〜7月は好調

 
 東和鋼鉄、豊興鋼鉄などの電炉メーカーは、棒鋼類の価格安定により本業での利益が安定し、さらに株式投資による配当収入も加わって、7月の利益は今年最高となった。鉄鋼半成品取引は世界的に好調で、台湾では補修のため溶鉱炉を停止する電炉メーカーが相次ぎ鉄筋供給量が減少しているため、今後製品価格はさらに上昇するとみられる。

 東鋼の7月の税引き前利益は5億1,500万元(約18億5,130万円)で前月比6.4%成長し、過去最高を記録した。1~7月の税引き前利益は累計33億2,100万元に上り、昨年同期比35%の成長となった。本業に加え、中興電工への投資により6,000万元の配当を得ている。東鋼の幹部によると、この投資は台湾電力の風力発電機工事における中興電工との協力を見越してのものだという。

 豊興も、7月の単月税引き前利益が3億8,300万元で今年最高となり、本業以外では中国鋼鉄への投資により1億1,000万元の利益を上げた。7日付経済日報が報じた。