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台北駅ツインビル開発、賀川国際が応札【表】


ニュース 建設 作成日:2009年11月30日_記事番号:T00019532

台北駅ツインビル開発、賀川国際が応札【表】

 
 台北駅周辺再開発の目玉となる高層ツインビル「双子星大楼」などの建設が予定されるC1、D1区画開発計画の4度目となる開発業者選定の競争入札に対し、日系の賀川国際投資と中華工程が応札したことが明らかになった。30日付経済日報が伝えた。
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 経済日報によると、賀川国際は昨年11月に台北に設立された投資企業で、森ビル(本社・東京都港区、代表取締役社長・森稔)の系列会社が「双子星大楼」の入札のため設立したと伝えられている。ただ森ビル側は賀川国際が今年7月に同ビルの第3回入札に参加した際、同社との関係を否定、入札にも参加しないと表明している。

 前回の入札では書類上の不備で応札できなかった賀川国際だが、今回は台湾で都市計画や開発のコンサルティングを行う鼎漢国際工程顧問など3社と協力し、応札が認められたもようだ。

 発注者の台北市政府捷運工程局関係者は、「森ビルは日増しに活発となる中台間の経済交流を好感し、同開発案への参加を決めた」と語っている。

 「双子星大楼」は開発総額357億台湾元(約955億円)、開発総面積16万坪で、台北金融大楼(台北101ビル)の数倍に及ぶ規模だ。