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輸入車関税引き下げ、来年から17.5%に【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年11月30日_記事番号:T00019533

輸入車関税引き下げ、来年から17.5%に【表】

 
 自動車の輸入関税に関し財政部は、世界貿易機関(WTO)加盟時の取り決めに従い、来年1月1日からクオータ制(輸入枠制)枠内の台数について税率を現行の18.92%から17.5%に引き下げると表明した。枠外は従来の30%を維持する。30日付経済日報が伝えた。
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 台湾はWTO加盟時、加盟国・地域からの輸入車(9人乗り以下、総重量3.5トン以下)の関税率について、割当内台数に対し段階的に引き下げ、2011年には税率に差を付ける輸入車のクオータ制を撤廃することに合意しており、同年から関税はすべて17.5%に統一される予定だ。

 輸入車にかかる税金は、現行で関税、貨物税など4項目あり、価格100万台湾元(約267万円)の車種の税額は計56万800元に上る。来年以降はこれが54万2,200元となり、実質約2万元の負担軽減となる。

 財政部はまた、自動車・バイク購入時の貨物税(物品税)減税措置が、年末で打ち切りとなることを改めて呼び掛けた。