ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

CHIMEIブランド、「奇美電・群創合併の影響ない」


ニュース 家電 作成日:2009年11月30日_記事番号:T00019536

CHIMEIブランド、「奇美電・群創合併の影響ない」

 
奇美グループの液晶テレビ・モニターブランド「CHIMEI(チーメイ)」事業の鄭良彬執行副総経理は、同グループの液晶パネルメーカー、奇美電子(CMO)と群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が合併することに対し、「CHIMEIブランドの主要株主は奇美実業のため、影響は受けない」として、今後もブランド経営を継続すると語った。その上で、2010年の売上高目標を今年比25%成長の50億台湾元(約134億円)に設定、来年下半期には海外市場での展開拡大を再開すると宣言した。30日付電子時報が報じた。

 CHIMEIは過去2年間、世界的な不況により海外展開計画をストップしていたが、来年から計画を修正した上で再開する。中国、東南アジア、韓国などアジア市場を中心とし、北米ではホテルなどに設置される備品市場をターゲットとする。

 鄭執行副総経理はまた、今年の台湾の液晶テレビ販売台数は約105万台、CHIMEIは15万2,000台でシェア14%と予測している。来年は台湾市場全体で10%成長の115万台と予測し、CHIMEIは20万台出荷を目標とする。