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松下照相照明、来年CCFL工場閉鎖へ


ニュース 電子 作成日:2009年11月30日_記事番号:T00019543

松下照相照明、来年CCFL工場閉鎖へ

 
 パナソニック系列で冷陰極蛍光ランプ(CCFL)生産の台湾松下照相照明は26日、来年3月末までに工場を閉鎖する方針を従業員に通告した。解雇される従業員は約200人とみられる。28日付蘋果日報などが伝えた。

 松下照相照明の人事担当者は事実関係を認めた上で、「経済環境の影響で生産が徐々に減少し、やむを得ない決定だった。閉鎖時期は来年第1四半期の予定で、従業員には労働基準法の規定を上回る退職金を支払うとともに、転職を支援したい」とコメントした。

 台湾松下照相照明は台湾の液晶パネルメーカー向けにバックライト用のCCFLを供給してきた。しかし、発光ダイオード(LED)バックライトの普及が進んだことで、生産が先細りしていた。

 台湾では威力盟電子(ウェリーパワー)、誠創科技(シントロニック・テクノロジー)、啓耀光電などがCCFLも生産しているが、今後の事業見直しは避けられない見通しだ。