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香港系宝飾ブランド、台湾展開を強化


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月1日_記事番号:T00019559

香港系宝飾ブランド、台湾展開を強化


 香港系の宝飾品販売、周生生集団が来年にも台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)に傘下ブランド「点睛品(エンファシス・ジュエリー)」の旗艦店をオープンさせる。中台交流の活発化に伴い、ビジネスで台湾を訪れる中国人富裕層なども顧客ターゲットに据える。1日付工商時報が伝えた。

 周允成同集団董事長は台湾の消費者について、「香港と同様、高価な宝飾品に対する目が肥えており、特に大粒ダイヤモンドへの投資や収集では世界ナンバーワンと言える」と指摘。こうした商品を台湾向けの主力とする方針だ。

 周生生集団は中台市場で、今年上半期は高級ブランドが売り上げを大幅に落とす中で前年比2%増、下半期は景気回復に伴い10月に前年比30%成長を遂げたとしている。

 香港・周大福集団も来年にも新たな時計ブランドを台湾に導入する。業者によると、香港やシンガポールの時計ブランドは、台湾の百貨店などで店舗を展開しており、裕福な中国人観光客向けの販売拡大を目指しているもようだ。