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太平洋医材の銅鑼工場完成、生産能力3倍に


ニュース その他製造 作成日:2009年12月1日_記事番号:T00019560

太平洋医材の銅鑼工場完成、生産能力3倍に

 
 医療消耗品や医療機器の製造を手掛ける太平洋医材(PAHSCO)は30日、苗栗県銅鑼郷の新工場棟の落成式を行った。新工場の投資額は4億3,000万台湾元(約11億5,000万円)。既存2工場の2倍に当たる生産能力を持ち、来年2月に操業を開始する。主に米国、中国市場向けに使い捨て式医療消耗品を生産する。1日付工商時報が伝えた。

 新工場棟は、敷地面積が1万2,000平方メートルで、地下1階、地上6階建て。新工場ではコンピューターによる完全自動生産システムを導入、さらに2階から5階は手術室よりハイレベルの無塵室となっている。

 銅鑼工場では今後、第2期拡張も計画しており、2~3年後、新たに今回の第1期工場と同程度の投資額、規模の工場棟に着工する予定だ。

 鍾仁同社総経理によると、生産能力増強は、欧米、日本、中国市場での需要の高まりに対応するためで、特に同社が自社ブランドでの販売を展開する中国での業績は今年、前年比70%成長となる見通しだ。