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健康食品の国際引藻、バイテク工場くわ入れ


ニュース 食品 作成日:2009年12月1日_記事番号:T00019565

健康食品の国際引藻、バイテク工場くわ入れ


 単細胞藻類(クロレラ等)を原料とした健康食品メーカー、国際引藻生物科技(Cryptomonadales)は30日、国際引藻生物科技園区(バイオテクノロジーパーク、彰化県二林鎮)のくわ入れ式を行った。1日付経済日報が伝えた。

 同園区は敷地面積10ヘクタール、投資額10億台湾元(約27億円)で、2012年の供用開始を目指す。第1期工事では工場、第2期は藻類博物館と酒造所、第3期は単親家庭の児童や孤児対象の福祉施設を設置する計画だ。

 同社の健康食品は20品以上が20カ国以上に向けて販売されており、年間売上高は3億元以上に上る。海外からの受注分は現在、生産規模不足から3カ月待ちとなっており、これを新工場の生産能力で補う計画だ。

 王順徳董事長は同日、将来的にバイオエタノールを手掛ける方針も明らかにした。既に藻類を原料とした酒の醸造に成功していることから、これを応用する考えだ。