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台湾セメント、電気自動車で裕隆と協力強化へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2009年12月1日_記事番号:T00019566

台湾セメント、電気自動車で裕隆と協力強化へ

 
 台湾水泥(台湾セメント)傘下のリチウムイオン電池メーカー、能元科技(E-One Moli Energy)が30日行った役員改選で、裕隆汽車集団傘下の投資会社、台元創投が董事1席を獲得した。両社は今後、電気自動車分野での協力関係を強化する見込みだ。1日付経済日報が伝えた。

 能元は7月に戦略パートナーを迎えるための増資を行い、裕隆傘下の投資会社、新揚創投が米ヘッジファンドのバンテージ・ポイント・ベンチャー・パートナーズ(VPVP)と共同で約20%を出資したと伝えられている。今回、台元創投が能元に派遣する董事の許明全氏は、新揚創投の元総経理で「投資の名将」とも呼ばれている。

 能元の李家駿総経理は「電気自動車の市場形成に伴う電池の供給不足が予想され、自動車メーカーと電池メーカーとの提携が盛んになる」と指摘した。また「自動車メーカーとの合弁での提携モデルを考えている」と述べ、将来的な合弁会社設立に含みを残した。