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AUO傘下の達虹科技、中科タッチパネル工場設置に認可


ニュース 電子 作成日:2009年12月1日_記事番号:T00019574

AUO傘下の達虹科技、中科タッチパネル工場設置に認可

 
 友達光電(AUO)集団傘下の達虹科技(CANDO)は30日、同社が中部科学工業園区(中科)后里基地に計画する投影型静電容量方式タッチパネル工場(用地面積6ヘクタール)設置について、行政院国家科学会議(国科会)の認可を取得した。投資額は初期35億台湾元(約93億6,000万円)で、総額240億元が予定されている。1日付工商時報が報じた。

 中科管理局によると、達虹科技は1年ごとに工場を拡張する計画で、まず来年第2四半期に第5世代工場に着工し、2011年に量産を開始する予定だ。量産後の初年度売上目標は67億元で、2012年には目標を300億元まで引き上げ、タッチパネルの世界市場でシェア16.6%獲得を目指す。また同社出荷量の7割以上をノートパソコン向けが占めると予測される。

 中科管理局は、達虹科技の投影型静電容量方式タッチパネルは、現在主流の抵抗膜方式よりも透光性、反応速度、耐久性に優れ、今後タッチパネル市場の重要製品となると指摘した。