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編機の佰龍機械廠、米社買収で世界最大手に


ニュース 機械 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019593

編機の佰龍機械廠、米社買収で世界最大手に

 
 編機最大手の佰龍機械廠は1日、米国の同業、バンガード・スプリーム・ニッティング・マシーンズ社を3,000万米ドルで買収したことを明らかにした。これより同社の世界シェアは現在の7~8%から12%に拡大してトップに立つ。2日付経済日報が伝えた。

 王堅倉・佰龍総経理によるとバンガード は北中米最大のブランドで、今後、研究開発(R&D)から生産、マーケティングの分野まで2社のリソースを統合し、北米および中米市場でのシェア拡大に取り組む。なお合併後の英文名は「Vanguard Pai Lung」とする。

 佰龍は1977年創業、自社ブランド「PAI LUNG」の丸編機を70カ国に向け販売している。同社の編機の年産能力は台湾で2,500台、中国で1,500台。合併後はバンガードの1,500台を合わせ計5,500台となる。

 今年の売上高は金融危機の影響を受けた昨年の13億6,000万台湾元(約36億6,000万円、前年比3割減)と同水準が見込まれ、来年は20億元突破を目指す。