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フレクストロニクス、「対鴻海連合」に加入か


ニュース 電子 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019596

フレクストロニクス、「対鴻海連合」に加入か

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)と電子機器受託生産サービス(EMS)最大手の座を争うシンガポールのフレクストロニクス・インターナショナル傘下で、モバイル機器用液晶パネルの調達を担当するMultek Displays社のWerner Widmann総裁がこのほど訪台し、1日、傘下に液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)を抱える大同集団の林郭文艶・執行副総経理と面会した。現在、友達光電(AUO)を中心として受託生産メーカーの間に「対鴻海連合」が築かれつつあるとされる中、フレクストロニクスもこれに加わるのではないかと注目を集めている。2日付工商時報が報じた。

 液晶パネルは、増強できる生産能力に限りがあり、来年第2四半期から供給不足が予測されている。鴻海集団傘下の群創光電(イノルックス・ディスプレイ)が奇美電子(CMO)合併を決めたことで、テレビ用、ノートパソコン用ともに豊富な供給源を確保する中、フレクストロニクスは、中華映管からの調達を携帯電話向け中小型パネルからノートPC用パネルにまで拡大し、これに対抗する構えとみられる。