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デジカメの佳能、Q4は出荷・売上高とも過去最高へ【表】


ニュース 家電 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019599

デジカメの佳能、Q4は出荷・売上高とも過去最高へ【表】

 
 デジタルカメラ受託製造大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)は受注好調により、第4四半期は出荷台数、売上高ともに過去最高を更新する見込みとなっている。同期出荷台数は520万台(同社内部予測)、売上高も120億元(約323億円、証券会社予測)を突破する可能性もあるとみられる。2日付蘋果日報が伝えた。

 来年第1四半期もオフシーズンながら出荷台数は前期比4~5%減にとどまるもようで、証券会社は同期の売上高と利益について、今年第3四半期と同水準に収まるとみている。

 また証券会社によると、ソニーが新たなデジカメの委託先を模索しており、佳能がこれを受注する可能性が高いとみられる。実現すれば業績に大きく貢献することが期待される。

 なお、佳能はICメーカーの凌陽科技(サンプラス・テクノロジー)が、デジカメ向けチップ部門を独立させて設立した芯鼎科技に出資するとの観測も出ている。佳能は公式にはこれを認めていないが、「価格下落圧力の中で、粗利益率の維持のためのいかなる戦略も検討する」とコメントしている。
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