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中華映管に組織再編の観測、分割売却の準備か


ニュース 電子 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019600

中華映管に組織再編の観測、分割売却の準備か

 
 液晶パネル最大手の友達光電(AUO)が買収に動いていると報道されている中華映管(CPT)が、事業部を中小型パネルと大型パネルにまとめ直し、営業、製造、さらには損益計算も事業部ごとに行うという新たな組織再編を実施するとの観測が出ている。業務を分割して売却するための準備ではないかと注目を浴びている。2日付工商時報が報じた。

 中華映管は2007年に組織再編を実施し、現在、IT(情報技術)製品用パネル、テレビ用パネル、中小型パネルの3事業部制を取っている。

 同社は、龍潭工場(桃園県龍潭郷)に第6世代生産ライン1本および4.5世代ライン2本を保有し、4.5世代ラインのうち1本は中小型パネル専用に充て、桃園工場(同県八徳市)の4世代ラインも主に中小型パネルを製造している。今後は中小型パネル事業部の下にこの4.5世代1本と4世代1本を納め、大型パネル事業部は6世代ラインを主軸とする計画とみられる。