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AUO・中華映管など、ノキアがカルテルで提訴


ニュース 電子 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019601

AUO・中華映管など、ノキアがカルテルで提訴

 
 携帯電話の世界最大手、ノキアはこのほど、台湾の友達光電(AUO)、中華映管(CPT)を含む複数の液晶ディスプレイ(TFT-LCD)メーカーが1996年1月1日から06年12月11日まで液晶パネルの価格カルテルを結んでいたとして、サンフランシスコ連邦地裁に訴えた。損害賠償請求額は明らかにされていない。2日付工商時報などが報じた。

 提訴の対象となったのはほかに、▽サムスン電子▽シャープ▽東芝▽日立製作所──やその子会社など。訴状によるとノキアは、各社が市場の競争によらず、不当に携帯電話向け液晶パネル価格をつり上げたことで損害を被ったと主張している。

 台湾、韓国のパネルメーカー各社は、「正式な通知を受け取っていないのでコメントできない」としている。

 ノキアはまた、英国でも液晶、ブラウン管(CRT)に関するカルテルで提訴を行っている。被告は米、英で計11社に上り、AUOはいずれにも含まれる。