ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

力晶、レックスチップへの出資比率引き上げへ


ニュース 電子 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019602

力晶、レックスチップへの出資比率引き上げへ

 
 DRAM大手の力晶半導体(PSC)は1日の董事会で、提携相手のエルピーダメモリからの短期借入金、約1億米ドルの返済を決議した。借入の際に担保とした、2社合弁の瑞晶電子(レックスチップエレクトロニクス)の株式を取り戻し、来年のレックスチップの役員改選に備える構えとみられる。2日付工商時報が伝えた。

 力晶は上半期に財政難となり、期限を迎えた海外転換社債(ECB)1億5,700万米ドルの償還のため、2度にわたりエルピーダからレックスチップ株を担保とした短期借入を行い、レックスチップへの出資比率を30.84%まで落としていた。

 ただ、レックスチップが第3四半期に黒字転換を果たし、業績が好調なことから、力晶は出資比率を高め、従来通り、エルピーダと同数の役員4席を確保したい考えとみられる。