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半導体製造装置市場、来年は53%成長=SEMI予測


ニュース 電子 作成日:2009年12月2日_記事番号:T00019603

半導体製造装置市場、来年は53%成長=SEMI予測

 
 国際半導体製造装置材料協会(SEMI、本部米カリフォルニア州)は1日、半導体製造装置の最新市場見通しを発表した。それによると、半導体メーカーが設備投資を見合わせたことで、今年の半導体製造装置販売額は前年比46%減の160億米ドルにとどまるが、来年は同53%増の245億米ドル、2011年は同28%増の312億米ドルと一気に増加に転じる見通しだ。

 予測に基づけば、半導体製造装置の市場規模は08年の同31%減に続き、今年も大幅に縮小するが、市況は今年で底入れし、来年には08年の水準まで回復することになる。

 2日付工商時報によると、台湾では来年、聯華電子(UMC)が10億米ドル、台湾積体電路製造(TSMC)が30億米ドルの設備投資を見込んでいる。また、新竹科学工業園区(竹科)と南部科学工業園区(南科)における12インチ以上のウエハー工場では合計で60億米ドルの投資が見込まれている。

 このほか、パッケージング・テスティング業界では、日月光半導体(ASE)が4億~5億米ドル、矽品精密工業(SPIL)が100億台湾元(約270億円)、京元電子(KYEC)が30億元の投資を見込んでいる。