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作成日：2009年12月2日_記事番号：T00019604
メディアテック、サムスンからも受注
２日付経済日報によると、ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は、ＬＧエレクトロニクス、モトローラに続き、サムスン電子のローエンド携帯電話の新機種向け受注を果たした。これにより、携帯電話ブランド世界大手５社のうち３社からの受注を手にしたことになる。
メディアテックは、第３四半期に発売した第2.5／2.75世代（2.5／2.75Ｇ）シングルチップ「ＭＴ6253」で、大手ブランドに食い込んでいる。世界の携帯電話用チップメーカーが相次いで主力を３Ｇに移す一方、旧世代製品向けが中心となる2.5Ｇ、2.75Ｇチップで依然コスト低下が進んでいない現状の下、価格競争力のある「ＭＴ6253」が大手ブランドに認められているという。
これまでメディアテックは、中国のノーブランド携帯電話（通称、山寨機）向けで強く、大手ブランドの採用は少量だった。
