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江陳会に抗議専用エリア、台中市が設置計画


ニュース 社会 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019611

江陳会に抗議専用エリア、台中市が設置計画

 
 12月下旬に台中市で行われる中台の窓口機関によるトップ会談(第4回江陳会)で、同市が会場のホテル隣の3万坪の空き地を「抗議専用エリア」に指定し、抗議活動は同エリアで行うよう呼び掛けることを計画している。3日付聯合報が報じた。

 抗議専用エリアは会場の花園飯店から60メートル離れた宝成集団所有の再開発予定地で、抗議の声はホテル内まで十分届くという。

 対中窓口機関の海峡交流基金会(海基会)によると、抗議エリアの設置は、昨年11月に中国側の陳雲林・海峡両岸関係協会(海協会)会長が会談のため台北を訪れた際、抗議の市民と警察の間で衝突が起き、流血騒動にまで発展した事態の二の舞を避けることが目的だ。中国側の会談参加者に危害が及ぶような突発事件を防ぐため、抗議活動を管理する狙いがある。また、中国側に台湾の民意を理解させることも目的としている。

 現段階で陳会長は12月21日に来台、22日にトップ会談の開催が予定されている。