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微風広場董事長、2千元惜しんで100万元のニシキゴイ死なす?


ニュース 社会 作成日:2007年8月8日_記事番号:T00001962

微風広場董事長、2千元惜しんで100万元のニシキゴイ死なす?

 
 台北市の高級ショッピングセンター、微風広場(ブリーズセンター)の廖偉志董事長が、水の供給を受けていた別荘の隣の農家から使用料引き上げをめぐるトラブルで水管の1本を切断され、そのことが原因で二匹で100万元(360万円)のニシキゴイ水が死んだとして告発していた事件で、検察は7日、廖氏の告発を退ける判断を下した。

 廖氏は台北市外双渓の豪華別荘でニシキゴイを飼っており、水は隣の農家の邱俊彦氏から年間1万元の利用料を払ってもらいうけていた。しかし、2002年に邱氏が利用料を1万2,000元に引き上げると提案。廖氏はこれを拒否したために、怒った邱氏は廖家に水を送る水管のうちの1本を切断。この後ニシキゴイが死んだため、廖氏は邱氏の行為が原因だとして、器物損壊罪などの邱氏を検察に告発していた。 

 検察は7日、「邱氏が水管の1本を切断しても、他の水管から取水はでき、ニシキゴイの死亡との因果関係は認められない」として廖氏の告発を退け、邱氏を不起訴とする決定を行った。8日付蘋果日報が伝えた。