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中国人観光客の通年消費額169億元、予測を45%下回る=商研院


ニュース 商業・サービス 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019622

中国人観光客の通年消費額169億元、予測を45%下回る=商研院

 
 商業発展研究院(商研院)が2日発表した、台湾を訪れた中国人観光客の消費動向調査によると、今年通年の中国人観光客による消費額は計169億台湾元(約460億円)に達すると見込まれる。これは交通部観光局による当初予測値300億元を約45%下回る計算だ。3日付自由時報が伝えた。

 商研院の報告は、中国人観光客のガイドへの聞き取りなどを通じ、122人の中国人観光客のツアー料金やショッピングなどの消費行動から調査したものだ。商研院は通年で延べ48万人が来台、1人平均8日間滞在するとして計算を行った。

 これに対し頼瑟珍観光局長は、台湾を訪問する中国人観光客は通年で延べ60万人に上ると指摘し、商研院は観光客数を低く見積もっており不正確だと批判した。一方で、今年の中国人観光客1人1日当たりの平均消費額は約250米ドルと昨年から約45米ドル減少したことも明らかにし、消費力が低下したことは認めた。