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統一、中国飲料事業拡大に2千万ドル


ニュース 食品 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019623

統一、中国飲料事業拡大に2千万ドル

 
 食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)は2日の董事会で、中国の昆山統一と昆明統一の飲料・乳製品の生産規模拡大に対する追加投資などに計2,151万米ドルを投じることを決定した。3日付経済日報が伝えた。

 昆山統一と昆明統一には各1,000万米ドルを投資する。また、上海統星食品と資渓統一企業飲料の設立に各51万米ドル、100万米ドルを投資する。上海統星食品は飲料および食品の販売を行う。資渓統一企業飲料は武夷山の近くにミネラルウォーターの生産ラインを設け、来年上半期の生産開始を予定している。

 同社の中国飲料事業は、第2四半期のハイシーズン以降好調が続いており、下半期の茶飲料の業績は前年比20%増に達した。清涼飲料事業は、「鮮橙多」が学校市場でシェア15%を占め2位ブランドとなるなど好調だ。

 統一は中国事業の設備投資額を、2年以内に現在の6億人民元から10億元(約128億円)まで拡大することを計画している。