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友嘉実業、中国の機械2社と提携


ニュース 機械 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019625

友嘉実業、中国の機械2社と提携

 
 工作機械メーカーの友嘉実業(フェアフレンド・エンタープライズ)は、2日に閉幕した「両岸精密機械産業合作交流会議」で、北京市の北京第一機床廠、福建省の凱捷利集団と戦略提携関係を結んだ。3日付経済日報が伝えた。

 このうち、北京第一機床廠は伝統ある国営機械メーカーで、大型のマシニングセンター、フライス盤などを得意としており、昨年の売上高は28億人民元(約357億円)。凱捷利集団は機械、輸出入物流、不動産開発を手掛け、機械分野では小型発電機と万能フライス盤で中国国内シェア1位を占めている。昨年の売上高は20億人民元。これに対し、フェアフレンドは国際市場でのマーケティング経験が豊富で海外進出を図りたい中国側と思惑が一致した。

 フェアフレンドは現在、切削工具や成型機など工作機械だけで年間103億台湾元(約280億円)を売り上げ、CNC (コンピュータ数値制御) 工作機械メーカーとしては中台で最大規模を誇る。