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デジカメの佳能、中国レンズメーカーに出資へ


ニュース 家電 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019627

デジカメの佳能、中国レンズメーカーに出資へ

 
 デジタルカメラ受託製造大手、佳能企業(アビリティ・エンタープライズ)は1日、中国のレンズメーカー、中山聯合鏡頭製造に対し1,500万人民元(約1億9,000万円)を上限に出資を行うことを董事会で決定したと発表した。佳能は光学レンズ開発で高い技術力を持つ中山聯合に出資して垂直統合を進め、競争力強化を図る考えだ。出資額、出資時期など詳細は未定としている。3日付電子時報が報じた。

 2005年に設立の中山聯合は、広東省中山市の香港資本企業で、資本金は400万米ドル。光学レンズの製品開発、販売を行っている。

 佳能のレンズ調達は、同社がペンタックスと合弁で設立したレンズ工場からが30~40%を占めている。

 また佳能は同日、転換社債(CB)を発行して15億台湾元(約41億円)を調達し、運転資金などに充てると表明した。