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ルネサスとTECO、3Dデジカメシステムを共同開発


ニュース 家電 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019628

ルネサスとTECO、3Dデジカメシステムを共同開発

 
 ルネサステクノロジの台湾現地法人、瑞薩科技はこのほど、家電大手、東元電機(TECO)と共同で、台湾初の3次元(3D)デジタルカメラシステムを開発したと発表した。2010年の台北国際電脳展覧会(コンピュテックス台北)で正式に公開する予定だ。3日付電子時報が報じた。

 TECOが発表する「3D Stereo Imaging System」は、3D映像でこれまで必須とされてきたコンピューターとの連結や、専用メガネの装着が不要で、撮影後直ちに3D映像が見られるという。また2つのレンズを持つデジカメで撮影し、コンピューターに取り込めば、3Dディスプレイを使用しなくても3D映像を体験でき、3Dプリントも可能だ。

 デジカメ市場ではこれまで、主に画素数と液晶画面の大きさ向上により出荷台数の成長を維持してきたが、既にそれだけでは消費者の満足を得ることは難しい状況となっており、新機能の開発に迫られている。一方最近、消費者が3Dディスプレイや3D映画などの3D映像に接する機会が増えており、デジカメへの3Dシステムの応用に業界の注目が集まっている。