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エイサーの出荷台数実績、ガートナーが下方修正【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019633

エイサーの出荷台数実績、ガートナーが下方修正【表】

 
 市場調査機関ガートナーはこのほど、宏碁(エイサー)の2008年以降の四半期別パソコン出荷台数を下方修正した。それによると、同社の今年第2四半期の出荷台数は820万台(修正前は919万台)となり、世界シェアでもデルを下回り2位から3位に順位を下げた。第3四半期の順位は変わらずヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ世界2位。3日付蘋果日報が伝えた。
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 この出荷台数修正はPCブランド各社に対して行われ、ガートナーは「実際の数字に近づけるための定例的な調整」と説明している。なお、エイサーの昨年通年の出荷台数は3,300万台から3,000万台へと、今年第1~3四半期は3,000万台から2,700万台へと、それぞれ10%下方修正された。

 エイサーは下方修正に対し「部品メーカーや流通業者のデータを基にしたものと思われ、当社としてはコメントのしようがない」と表明。また、「市場調査機関には常に事実に基づいたデータを提供しており、当社が出荷台数を修正することはない」と説明した。

 なお、大和総研の黄文尭アナリストは「10%も修正した原因は、ガートナーの計算方法の誤りにある可能性が高い」と指摘している。