ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

液晶ドライバICの奇景、「Q4は予想以上に好調」


ニュース 電子 作成日:2009年12月3日_記事番号:T00019634

液晶ドライバICの奇景、「Q4は予想以上に好調」

 
 奇美集団傘下の液晶パネルドライバICメーカー、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)の呉炳昌執行長(CEO)は2日、「第4四半期は液晶テレビの販売状況が予想を上回っているため、現在パネルとパネルドライバICはともに在庫水準が低下しており、緊急受注が入ったとしても対応できない状況だ」と述べ、好調な出荷状況を説明した。3日付工商時報が伝えた。

 北米液晶テレビ市場では現在、クリスマスシーズンの販促が始まり、特に32インチがよく売れているもようだ。パネル大手、奇美電子(CMO)は32インチを主力としており、同社を顧客とする奇景も恩恵を受けているようだ。

 なお呉CEOは、親会社の奇美電と鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)、統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)の合併について、「3社とも当社の顧客で、顧客の状況が好転するならば当社にとっても利益となる」と語った。