ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

新型インフルワクチン、接種後に胎児死亡


ニュース 社会 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019639

新型インフルワクチン、接種後に胎児死亡

 
 北部在住の妊婦(41)が新型インフルエンザワクチンの接種を受けたところ、5日後に胎児が死亡していたことが3日までに分かった。妊婦は妊娠38週目で2週間後に出産を控えていた。行政院衛生署疾病管制局はワクチンの副作用が原因となった可能性もあるとして、因果関係を調べている。4日付自由時報が伝えた。

 妊婦は先月27日にワクチン接種を受け、今月2日の検査で胎児の心拍が停止しているのが確認された。妊婦には2回の流産歴があった。専門家の中には胎児死亡とワクチンの因果関係は小さいとする意見もあるが、同局は妊婦が死亡した胎児を分娩(ぶんべん)するのを待って、詳細な検査を行う方針だ。

 妊婦が新型インフルエンザに感染すると重症化しやすいとされ、ワクチン接種の優先順位も高く、台湾全土では既に1万847人の妊婦がワクチン接種を受けている。

 なお、これまで台湾では妊婦2人が新型インフルエンザ感染により死亡している。