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南部の水不足、来年2月にも深刻化か


ニュース 社会 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019641

南部の水不足、来年2月にも深刻化か

 
 蘇俊賓・行政院新聞局長は3日、閣議後の記者会見で、南部で水不足の恐れが高まっており、何らかの措置を講じない場合、来年2~3月にも水不足が表面化するとの見通しを明らかにした。中央社電が伝えた。

 経済部は同日の閣議で、ダムの貯水量と高屏渓の流量が例年を下回っている上、中央気象局が向こう3カ月の少雨を予測していることから、南部で水不足が生じる可能性があると報告した。政府は降雨が増える来年5~6月まで水の安定供給に努める方針だ。

 これに関連し、呉敦義行政院長は同日、朱立倫行政院副院長に対し、定期的に対策会議を開き、生活用水、工業用水の供給に影響が出ないように適切な対応を取ることを指示した。

 呉行政院長はまた、かんがい用水の供給調整、栽培作物の変更などの方針を中南部で今月中旬、北部で1月中旬までに決定する方針も指示した。このため、嘉南平野以南では休耕田の設置でコメの作付けが削減される可能性が出てきた。