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ウィストロン、アムトランから3Dテレビ受注か


ニュース 家電 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019649

ウィストロン、アムトランから3Dテレビ受注か

 
 4日付電子時報によると、ノートパソコンや液晶テレビなどを受託生産する緯創資通(ウィストロン)はこのほど、3次元(3D)技術を応用した液晶テレビについて、米ビジオ(VIZIO)向けに受託生産を担当する瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)から受注を獲得したもようだ。ウィストロンの3D技術を高く評価するアムトランは、2010年から同社と共同で、日系ブランドとは一線を画した低価格3Dテレビを市場に投入する計画とみられる。

 ノートPC受託各社がタッチパネル製品に資金を投入する中、ウィストロンは3D製品に注力しており、今年同社は米DDD社から3D特許の5年使用権を4,300万台湾元(約1億1,800万円)で取得した。同技術をノートPCや液晶テレビに応用することに同意も得ており、先月、宏碁(エイサー)と共同開発した3DノートPCが発売された。

 3Dテレビは世界6大液晶パネルメーカーも注目しており、2012年には液晶テレビ出荷全体約2億台の20%を占めるとの予測も出ている。今回ウィストロンがアムトランから受注したことが事実とすれば、同社の今後の発展にとって大きなチャンスとなりそうだ。