ニュース 電子 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019652
パソコン受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)が、コネクターメーカーの信邦電子との提携を決めた。信邦は来年、ウィストロン傘下でコネクター生産の太康精密に324万米ドル、52%を出資して経営権を握る。これによりノートPC用コネクターの生産に参入し、ウィストロンに供給していく。4日付工商時報が報じた。
太康精密はウィストロンがPC用コネクターの供給を受けるために設立したメーカーだが、信邦が資本提携を行うことで生産規模が拡大する。背景には鴻海精密工業がノートPCの受託生産業務に進出してライバル関係になったため、鴻海以外のメーカーから十分なコネクター供給を受ける必要に迫られていることがある。
ノートPCの受託生産業界では、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)も同様に、コネクターメーカーの実盈、麗洋精密工業とそれぞれ提携を強化すると伝えられている。
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