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南亜科・イノテラ、11月売上高が最高更新


ニュース 電子 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019655

南亜科・イノテラ、11月売上高が最高更新

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAMメーカー、南亜科技と華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が3日発表した11月売上高は、南亜科が前月比7%増、前年同月比314%増の60億5,100万台湾元(約166億2,000万円)で過去33カ月で最高を記録。イノテラも前月比15%増、前年同月比41%増の43億1,900万元で、過去26カ月で最高となった。両社は11月の損益は発表していないものの、アナリストは損益均衡に近付いたとみている。4日付蘋果日報などが伝えた。

 南亜科の白培霖副総経理は、11月は製造プロセス転換の影響で生産量が2%減少したものの、契約価格市場での需要が依然強く、製品価格も上昇したため増収となったと説明した。

 イノテラの高啓全総経理は来年の見通しについて、ウインドウズセブン(Windows7)の販売が当初予測よりも楽観できるため、通年で業績好調を維持できると語った。来年2月から、セブン効果でDRAM価格が再び上昇するとの見方を示した。