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台湾DRAM4社の来年設備投資、サムスン1社に及ばず


ニュース 電子 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019656

台湾DRAM4社の来年設備投資、サムスン1社に及ばず

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜科技、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)および力晶半導体(PSC)、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)のDRAM大手4社の2010年設備投資額は合計700億台湾元(約2,000億円)以上へと拡大が見込まれるものの、韓国サムスン電子は1社で少なくとも30億米ドルを投じる見通しだ。台韓メーカーの設備投資額に歴然とした差が出ており、業界首位のサムスン電子が今後、台湾メーカーのシェアをさらに浸食する可能性がある。4日付電子時報が報じた。

 メモリー業界関係者は、DRAM産業の過去の景気循環を振り返ると、最も景気が悪い時に生産能力を拡大できたメーカーがその後最大の勝ち組となっていると指摘。来年サムスンが台湾勢を大きく上回る設備投資を行うことは、11年にも勝者と敗者の差として明確に現れると予測している。