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最低日給の計算法、時給基準に変更


ニュース その他分野 作成日:2007年8月8日_記事番号:T00001966

最低日給の計算法、時給基準に変更

 
 行政院労工委員会は7日、最低賃金が7月から引き上げられたことを受け、賃金を日割りで受け取る労働者の最低賃金計算法を時給基準に改めると発表した。

 最低日給の算出方法は、最低月額賃金を30日間で按分する従来方式が見直され、最低時給(95元)に実際の労働時間を乗じる方式が新たに採用された。新基準による日給は、1日8時間労働で760台湾元(約2,700円)となる。旧方式(576元)を上回り、労働者に有利な内容となっている。この結果、制度上は日給の概念が消滅することになる。

 労工委は労働者によって1日当たりの労働時間が異なる点を踏まえ、最低日給の金額設定を取りやめ、実際の労働時間に応じた賃金が支払われるように配慮した。