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順徳工業のLED用リードフレーム、生産能力拡張へ


ニュース 電子 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019660

順徳工業のLED用リードフレーム、生産能力拡張へ

 
 半導体リードフレーム台湾最大手の順徳工業(SDI)は、発光ダイオード(LED)の需要拡大を視野に、LED用リードフレームの生産能力を大幅に拡張する構えだ。4日付工商時報が伝えた。

 シャープなどを主な顧客とする順徳は、今月末までに8,000万台湾元(約2億2,000万円)を投じて生産能力を拡張し、月間の生産額を現在の2倍となる6,000万~7,000万元規模まで拡大するとしている。また、来年の第1四半期にも顧客の受注に応じてさらなる生産能力拡張を検討する予定だ。

 同社は現在、中小型パネルや携帯電話、モニターなどのバックライト向けを主力製品としているが、来年にはLEDバックライト搭載の液晶テレビ向けへの参入も検討している。

 また、LED用リードフレームで最大手の一詮精密工業も、リードフレーム用成型機を現在の80台から、来年は100台まで増設する計画だ。