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作成日：2009年12月4日_記事番号：T00019662
レクスター、MOCDV装置で来年出荷
友達光電（ＡＵＯ）傘下の発光ダイオード（ＬＥＤ）メーカー、隆達電子（レクスター）は、10月にＬＥＤチップの出荷を開始したのに続き、有機金属気相成長法（MOCDV）による生産設備の設置作業を進めており、来年にも同設備による本格出荷を開始する見通しだ。４日付蘋果日報が伝えた。
蘇峰正同社総経理はMOCDV生産設備の設置台数を明らかにしていないが、消息筋によれば、年内に27台の設置が完了する見通しという。既に試験生産が始まっており、来年にもＬＥＤチップの生産量は大幅に増加する見通しだ。同社のＬＥＤチップは、親会社のＡＵＯが主要顧客となる。
同社の製品は主に液晶パネルのバックライト向けで、当初は携帯電話端末用など中小型パネル用から参入し、将来的には大型液晶パネル向けの製品も生産する方針だ。また、ＬＥＤ照明市場にも積極的に参入していく構えだ。
