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エピスター、台プラ傘下の南亜光電に出資決定


ニュース 電子 作成日:2009年12月4日_記事番号:T00019663

エピスター、台プラ傘下の南亜光電に出資決定

 
 発光ダイオード(LED)用エピタキシャルウエハー・チップ最大手の晶元光電(エピスター)は3日の董事会で、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下でLED照明事業を推進する南亜光電の増資を引き受けて、10億台湾元(約27億5,000万円)、40~50%の出資を行うことを決定した。台プラ側も既にエピスターに一定の出資を行っており、双方は今後LED世界市場での展開拡大を目指し、川上でリソースを統合する考えだ。4日付経済日報が伝えた。

 李秉傑・エピスター董事長によると、南亜光電との戦略提携締結により、短期間での生産能力拡充と投資リスクの分散が可能になるという。一気にシェアを拡大するとともに、産業景気が好転した際、価格競争に陥ることを避ける狙いもある。

 同社は今年に入り、同業との水平統合を進め、10月には泰谷光電科技(テクコア)への出資で持ち株比率約20%の筆頭株主となっているほか、鼎元光電科技(TYNTEK)の増資引き受けも視野に入れている。