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22日から中台民間トップ会談、ECFA交渉開始を宣言へ


ニュース その他分野 作成日:2009年12月7日_記事番号:T00019672

22日から中台民間トップ会談、ECFA交渉開始を宣言へ

 
 県市長選挙が終了し、今月22日に台中市で行われる中台民間トップ会談(第4回江陳会)に向けた準備が今週から加速する。同会談では両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の締結交渉の開始を正式に宣言する予定だ。

 7日付経済日報によると、ECFAの交渉内容は多岐にわたり、貿易分野ではアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ措置)、相互投資保障、知的財産権保護、貿易紛争処理体制の構築などが焦点となる。

 また、▽二重課税防止▽漁業労務協力▽農産物検査検疫▽商品検査認証基準──の4項目協議(協定)で調印が予定されているほか、過去の会談の具体的成果検討と中台間の通航拡大、中国人による台湾での自由旅行解禁などについても話し合われる。

 台湾側窓口機関の海峡交流基金会(海基会)は9日にも高孔廉・副董事長を福建省福州市に派遣し、準備交渉を進める。

 海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長を団長とする中国側代表団は21日に台湾入りする予定で、会場となる裕元花園酒店(ウィンザーホテル台中)付近の警備も課題となる。