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液晶モニター用パネル価格、12月下旬に反発も【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月7日_記事番号:T00019685

液晶モニター用パネル価格、12月下旬に反発も【表】

 
 市場調査機関、ディスプレイサーチによると、12月のIT(情報技術)製品用液晶パネル価格は横ばいか小幅な下落で推移しており、業界関係者によると、早ければ12月下旬から液晶モニター用パネルを筆頭に小幅な上昇が始まるもようだ。7日付経済日報が報じた。
 
 ディスプレイサーチは、12月のITパネル価格が安定推移している要因として、下落を嫌うパネルメーカーが、モニター向けパネルの生産能力を需要の好調なテレビパネル向けに振り向けていることにより、モニター用で需給が逼迫(ひっぱく)していることを挙げた。今後モニターパネルの川下では、積極的に在庫補充を行うメーカーも一部出てくるとみられる。

 またノートパソコン用パネルは部品の供給不足で出荷成長は前期比10%以内にとどまるものの、産業景気は好調で下落圧力はそれほど高くないという。

 液晶テレビパネルは12月、1~3台湾元(約2.8~8.4円)の下落となっているが、欧米での年末ハイシーズンを控え需要は予想を上回っており、今後1~2カ月でブランドメーカーのパネル在庫積み増し需要の高まりが予想されることから、来年1~2月には価格が反発する可能性もありそうだ。
 
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